感動する力が、人を育てる



やっと、映画『国宝』を観に行くことができました!
この映画に向けて、なんとAudibleで『国宝』上巻・下巻、合わせて約20時間かけてじっくり聴いてからの映画鑑賞でした。
映像は本当に美しく、俳優陣の演技も素晴らしく、よくぞここまで…と鳥肌が立ちました。特に子役のエネルギー、寺島しのぶさんの滲み出るような存在感、吉沢亮さんや横浜流星さんの演技には、ただただ圧倒。
とはいえ…原作を知っているからこそ、「あ、ここは原作ではもっと丁寧に描かれていたな」と思う場面も多々ありました。やはり3時間にまとめるには限界があり、原作にはもっと濃密で繊細な人間ドラマが描かれているんです。
だから私は声を大にして言いたい!
映画で感動した方、ぜひ原作も読んで(聴いて)みてください!
「あのシーンは、そういう意味だったのか!」と感動が何倍にも広がりますよ✨✨
(私は最近老眼が進んできたのでAudible派ですが、これが本当に便利!家事や移動中にも読書ができて、感動の幅がぐっと広がります)
実は私がアロマテラピーを教える上でも、こうした「感動する心」をとても大切にしています。
アロマの知識や技術は、もちろん学べば身につきます。でもそれだけでは、人の心までは動かせません。私は、美しいもの、心震えるものに日々触れ、自分自身が感動し続けることで、伝えるエネルギーを磨いています。
美術館に足を運び、美しい風景を旅先で見て、本や映画から新しい感情に出会い、心を動かされる。
この「感動の蓄積」が、Lala marjoramという教室を20年間続けてこられた理由の一つだと思っています。
「アロマを学ぶ」ことは、「自分自身の感性を育てる」こと。
だから私は、ただ教えるのではなく、「一緒に感じ、一緒に感動できる学びの場」でありたいと願っています。
そして今回の『国宝』も、私の感動スイッチを大きく押してくれました。
学びにしても人生にしても、「感動する力」って、人の原動力になると思いませんか?
映画を観た方も、これから観る方も、どうかその先にある原作の深さにもぜひ触れてみてくださいね📚