Aromatherapy
アロマテラピーとは
一般に言われているアロマテラピーとは,アロマ(芳香)テラピー(療法)芳香療法です。
アロマはいろいろな表現があり,簡単なものでいうと香り。コーヒーのアロマなど表現されますね。
香りがついたものを商品とし,アロマオイルという言葉が広まっています。店で販売されているアロマオイルも「香りがするオイル」というジャンルで間違えではないのですが,「精油=アロマオイル」と全然違います。詳しくはQ&Aへ
日本ではまだアロマテラピーとしては歴史が浅く,アロマの精油一つとっても雑貨扱いです。
ヨーロッパでは医薬品と同じく効果があるとされています。
アロマテラピーとは芳香植物(ハーブ)から蒸留法や圧搾法によって抽出された100%天然の精油(エッシェンシャルオイル)を使用して心身の病気、日常病院に行くまでもない肩こり、すり傷等のいろんな面でケアをしてくれます。
アロマテラピーで使用されている精油を分析すると,湿布や痛み止めにの薬に含まれている鎮痛作用の成分が含まれていたり火傷等の炎症を抑える消炎作用の成分が含まれている事がわかります。
香りと脳の関係
鼻に入った香りは臭覚神経を経て脳の真ん中辺りにある大脳辺縁系に伝わります。
この大脳辺縁系の中にある海馬と偏桃は特に感情と記憶に深い関わりをもっています。
香りの情報が伝わる海馬と偏桃の近くに視床下部や脳下垂体があるので自律神経、
ホルモン、感情バランスをとるのに香りを嗅ぐという事は役に立ちます。
人は知らないうちに5感が衰えていきます。嗅覚は大事とされていませんが,それでも大切な機能です。
近年ではうつ病など精神的な病気にもアロマの技術は役にたっています。
精油の使用法
香りの拡散
アロマランプ、ディフューザー等を使用して香りを拡散します。手軽,簡単と今では多くのグッズが出ています。
もっと簡単な方法はテッシュかハンカチ等に精油を数滴垂らすだけでも部屋は香ります。
沐浴
浴槽にお湯を張り精油を最大6滴垂らしよくかき混ぜます。
皮膚の弱い方は精油の滴数を少なくしたり蜂蜜や牛乳、塩等に精油を混ぜて使用すると皮膚が刺激される事が少なくなります。
手浴・足浴
洗面器にお湯を張り精油を2,3滴垂らし混ぜて手を浸します。
冷え性の方は熱めのお湯、高血圧の人はぬるめのお湯がお勧めです。
吸入
なかなかおさまらない喉の痛みや鼻づまりには吸入をお勧めします。花粉症も押さえられる要素もあります。
マグカップにお湯と精油をいれて吸入したりハンカチ等に精油を垂らし吸入する方法もあります。
湿布
洗面器に熱いお湯を入れ精油を1~2滴垂らしてタオルを浸して絞ります。
筋肉が張っていたり痛み(肩こり・腰痛・生理痛)の所にあてると血行もよくなり精油も浸透し気持ちがよくなります。
アロマトリートメント
キャリアオイルに精油1%から2%の濃度に精油を入れて体をトリートメントします。体に浸透していく体感を。
一番ポピュラーなアロマの体験を感じること。心身ともにおすすめの活用です。
もっと知りたい?